飛騨古川で毎年1月15日に行なわれる三寺まいりに行ってきました。


三寺まいりとは?
飛騨古川で200年以上続く伝統行事。
毎年1月15日の夜、浄土真宗の開祖・親鸞聖人のご遺徳を偲び、円光寺・真宗寺・本光寺の三つのお寺を参拝する。
明治・大正時代、野麦峠を越えて信州へ糸引きの出稼ぎに行った年頃の娘たちが12月末に帰省し、着飾って瀬戸川沿いの川べりを巡拝し、男女の出逢いが生まれたことから、縁を結ぶ行事として受け入れられてきました。
着物レンタルもあり、着飾ってお参りすることもできます。



【祭りが始まる前に】
冬の飛騨へ行くのは初めてだったのですが「北アルプスが壁になっているから北陸ほどは雪降らないだろう」と思っていたら、まさかの今年一番の大寒波が直撃!!途中の美濃太田に車を置き電車で行くことにしました。
年が明ける前はほぼ毎月ペースで飛騨に来ていたので、見覚えのある景色のずなのにまったく見知らぬ土地へ来たような感覚でした。

経済フロントライン君の名は。 023










・映画『君の名は。』で出てきたカット。

詳しくは下記の記事へ
・君の名は。 舞台探訪(聖地巡礼)飛騨/糸守町編


駅前の除雪作業は進んでおらず、歩くのも一苦労でした・・・
ですが、こんな天気でも三寺まいりは決行。駅前には高さ2mほどの雪像ろうそくがありました。

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そんなこんなでまずは「君の名は。」展のやっている飛騨市美術館へ!

途中の歩道橋にある飛騨古川で一番有名なカットです。
熊野花火大会 012君の名は。 021












(撮影日 8月16日)

大雪ということもあり視界は0に近く「ここはどこですか?」という感じでしたww
そんな中歩いて飛騨市美術館に到着。


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入り口を入ると瀧くんと三葉ちゃんがお出迎え!!
長野県の小海でやっていた「君の名は。」展にも行きましたが、こちらは館内が広々としており周りやすかったです。

※館内は撮影禁止となっています。
※「君の名は。」展は1月7日~2月19日までやっています。


その飛騨微視美術館の隣でやっているくみひも体験をしてきました。
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今回体験した組紐は伊賀のもので、丸台で8本の糸を使用し、八玉(やーたま)の金剛組という組み方らしいです。
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一回の定員は四名までで、一日16人までです。土日などは体験希望者が多いため、体験人数を少し増やしているとのことです。

体験料:1100円
開催期間:1月7日~2月19日
体験時間(約30分~40分)
①10時~
②11時~
③13時~
④14時~


展示店も見終わり、続いては飛騨市図書館へ。
図書館前にも「雪像ろうそく?」のようなものがありました。

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時間は12時も回り昼食へ。
昼食はいつもどおり味所古川へ。今回はラーメン定食を注文、ボリューム満点でおなかもいっぱいになりました。
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先ほど駅で電車やバスの状況を聞いたところ、電車はいつ止まるかわからなく、バスも相当の遅れが出ているため早めに帰ったほうがいいと忠告を受けたため、先に三つのお寺を回ることに。
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お寺を回る道中、雪像ろうそくをクレーンを使いトラックから降ろすところを目撃!!
雪像ろうそくって頑丈なんですね。

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【真宗寺】

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【本光寺】
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【円光寺】

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着物を着た女性はいなく、除雪作業の真っ最中でしたww


【瀬戸側】
そんなこんな周っているうちに日も傾いてきました。瀬戸川沿いではろうそくの準備が始まり待っていました。
街中には人も増え、ちらほら着物姿の女性も。くしくも着物姿の女性を写真に収めることは出来ませんでした。

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バスと電車の関係上このタイミングで離脱することに。祭りはこれからだって言うのに・・・
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最後に歩道橋からの一枚を撮りバスで高山へ。

20分遅れのバスに乗り、何とか高山に到着。あたりはもう真っ暗。
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電車の時間を見たところ、まさかの2時間20分遅れ!!!
何とかワイドビュー飛騨も確保できて一安心。

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美濃太田からコインパーキングに放置していた車に乗り、神奈川へ。

無事事故も無くなんとか家にたどり着きましたが、本来予定していた飛騨古川21時27分の電車に乗ることにしていたら今頃どうなっていたことか・・・
現地に到着してすぐに駅員さんなどに状況確認をして良かったです。
ですが、今回は最後まで三寺まいりを見ることが出来なかったので、来年は宿を取り最後まで滞在したいものです。


以上で三寺まいりの記事を終わります。

撮影日 2017年1月15日